櫻木神社 (サクラギジンジャ)
《旧社格》 村社
[ 東葛飾
支部 |
本務神社
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■ 御祭神
倉稲魂命 (うかのみたまのみこと) 武甕槌命 (たけみかづちのみこと) 伊弉諾尊 (いざなぎのみこと) 伊弉冉尊 (いざなみのみこと) |
■ 御由緒
当神社は社記によると、平安朝の仁寿元年(西暦851年)に、大化の改新で活躍した大職冠藤原鎌足公五代の後胤で、冬嗣公三男の嗣良公(良方公という説も)が、この地に居を移した時、この処に桜の美しい大木があり、公がこれの木のもとに倉稲魂命と武甕槌命の神を祀ったのが始まりです。その後、公の一族にあたる冬嗣公の八男良世公の孫にあたる藤原則忠氏(高梨相模)が祭祀を継承したと伝えています。現宮司はその始祖から31代目に当たります。 古文書によればこの地は、古くより「桜木」または「桜台」と呼ばれ、古代より桜が咲き誇る美しい里だったと考えられています。桜の宮と称へられている所以です。そして今もなお広大な御神徳により、広くこの地の開発の守護神として御神慮を示され、また野田市最古のお社としてその歴史を重ね、参詣する人みな朝に祈り、夕に感謝の誠を捧げてまいりました。 当地御鎮座の後も さくら咲く 櫻の宮に詣づれば 大神の恵みいただき 大願開花 と、祈る者後を絶たず各地より多くの崇敬をあつめています。
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■ 御神徳
倉稲魂命は、豊宇気比売神(とようけひめのかみ:伊勢神宮外宮の祭神)と同神と言われている食物の神様です。人々の生命を守り育ててくれる祖神であり、五穀食物の守り神、または商売繁盛、商取引の守り神と言われています。 武甕槌命は、国護りに活躍した神として知られ、我に強さを与え給ふ神として、また強さは祈る人に与えられるものと考えられ、勝運武運の守り神と言われています。 伊弉諾尊、伊弉冉尊は国生みの神として知られ、生命の祖神、また男女の祖神でもあり、健康長寿、良縁、夫婦和合の守り神と言われています。
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■ 例祭日
04/17
例祭日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。
お出かけの際は念のため 神社にお尋ねください。
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