埴生神社
(ハブジンジャ)
《旧社格》 郷社
[ 印旛 支部 | 本務神社 ]
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御祭神
埴山姫命(はにやまひめのみこと)
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御由緒
創建の年代は不詳ですが、以前この地方は埴生郡(はぶごおり)と言われており、今から約1500年前にこの地方に集落を構え、土師器(はじき)を作って生活を営んでいた土師部(はしべ)一族が自分たちの祖神、氏神と「埴山姫之命」を祀り古代祭祀を執り行ったのがはじまりとされています。
当神社は通称三ノ宮様といわれておりますが、これは埴生郡の三ノ宮で二ノ宮は成田市松崎、一ノ宮は栄町矢口にあり、三ノ宮から二ノ宮、一ノ宮と辿って行くと、利根川に出ます。このことでその昔、この地方の集落の発展は利根川の方から発達したのがわかり、その名残か、現在当神社の向きは真西にむいており、一ノ宮・二ノ宮の方を向いております。
神社の建っている場所は成田の町の中では自然的に一番高い所に位置し、古墳の跡に社殿が建立されております。
歴史的に年代が出てくるのは、まず仁安3年(西暦1168年)に成田五郎頼重という此の埴生郡を領していた武士が鉱物を奉納したと言うことが書かれてあり、今もこの鉱物があり、成田という文字が出てくる最初といわれております。
次に寛元2年(西暦1244年)6月、同じくこの地方を領していた埴生次郎平時常(現在の社家宮崎家の始祖)が神輿を寄進しており、この神輿も現存しておりますが、この時代より神輿渡御が始まり、7月17日の例大祭の神輿渡御は780年の歴史を誇っています。
現代においては、成田総鎮守として、子育ての神と広く崇められ、初宮参り、初浅間・753詣・13祝と多くの方々にご参拝頂いております。
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例祭日
07/17
例祭日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。
お出かけの際は念のため
神社にお尋ねください。
■ お役立ち情報
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アイコン説明
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■ 交通
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電車
JR成田線、京成線 成田駅 ⇒ 徒歩 15分
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クルマ
成田ICより15分
〔普通〕 12台 /〔大型〕 1台
□ 郵便番号
〒 286-0014
□ 鎮座地
千葉県 成田市 郷部994番地
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