高家神社
(タカべジンジャ)
《旧社格》 郷社
[ 安房 支部 | 本務神社 ]
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御祭神
磐鹿六雎命(尊称:高倍の神)
天照大神・稲荷大神を併せ祀る
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御由緒
第12代景行天皇が、皇子の日本武尊の東国平定の御業績を偲びつつ安房の浮島に行幸された折、侍臣の磐鹿六雎命が堅魚と白蛤を膾(なます)に料理し献上されたところ、天皇は大いに賞味され、その料理の技を厚く賞せられ膳大伴郡を賜りました。(「日本書紀」景行天皇53年冬10月の条記)
この功により、若狭の国、安房の国の長と定められ、以後代々子孫は膳の職を継ぎ、もし世継ぎのないときは天皇の皇子を継がせ、他の氏を交えず宮中の食事を司るよう賜りました。
その後子孫の一部は、祖神である磐鹿六雎命を料理の始祖として因縁の地であるこの安房の国を選び、氏神として祀り集落を築きましたが、天災により社殿や人家、耕地は破壊され、残された人々によって現在の場所に遷祀されたものと思われます。
当社は延喜式神名帳に登載される「安房国小四社」の一社であり、古くは宮中醤院に鎮護の神として祀られ、大いなる瓶(かめ=べ)に例え、高倍の神と仰がれた御事績が現在も醤油醸造業を始め、広く料理関係者から祖神として尊崇されている由縁であります。
江戸時代初期ごろ建立の拝殿は解体され、現在平成12年9月中旬完成予定で改築工事中であります。
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例祭日
10/17
例祭日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。
お出かけの際は念のため
神社にお尋ねください。
■ お役立ち情報
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アイコン説明
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■ 交通
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電車
JR内房線 千倉駅 ⇒ JRバス 分 高家神社入口下車 ⇒ 徒歩 5分
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クルマ
館山道・木更津南I.C.より国道127号線を館山方面へ約90分
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